劇場の照明 2
舞台装置とはいえダイニングキッチンを初めて目のあたりにしました。
この舞台装置は、それまでの日本では少なかった振って(斜めに角度を付けて)飾った(セッティングした)装置で新鮮さを感じました。
はっきりした記憶がありませんが、装置のデザイン資料は演劇課が提供してデザインは日本側でしたのではないかと思っています。
大道具の製作は歌舞伎の大道具の名門が専属で入りました。
実験劇場の運営にはアメリカ文学、アメリカ演劇の研究者も参加した組織で、駆出しの私にとって大変な勉強になった時代でした。
実はこのピカデリー劇場の勤務で最も勉強できたのが、大道具さんに巡りあったことです。
当時は、どこの劇場でも大道具とかくれん棒などの照明は、どうしたわけか大変仲の悪い関係にありました。